不動産を売却するときは、不動産会社に仲介をしてもらうと効率的で安心です。
物件の査定から引き渡し・確定申告までの一連の流れとやることリスト、売却期間短縮のポイントをご紹介します。
不動産売却時のやることリスト
不動産売却時の一連の流れをやることリストとしてまとめました。
●不動産会社への査定依頼・媒介契約締結
●販促活動をする
●買主と売買契約を締ぶ
●決済・引き渡しと確定申告
不動産会社への査定依頼・媒介契約締結
査定前に成約価格の相場を調べておくと、納得感があるうえに今後の計画も立てやすいでしょう。
不動産の販促活動をする
売却価格や時期の希望を伝えたうえで、不動産会社と相談しながら販促活動をします。
内見の際に好印象を与えるために、清掃や修理などの準備はできる限りおこないましょう。
買主と売買契約を締結
買主が決まったら、登記済権利証や収入印紙などの必要書類を準備して売買契約を結びます。
お互いの本人確認とともに、手付金の授受が必要です。
決済・引き渡しと確定申告
買主が決まったら、いよいよ決済して物件を引き渡します。
その後の確定申告は、翌年2月中旬から3月上旬までの1か月の間におこないます。
納税額や、万が一の損失額を減らせる特例制度があるため、確定申告は必ずおこないましょう。
売却活動の内容とは
売却活動は、不動産会社と相談して戦略を立てながらおこないます。
具体的には、広告の配布や指定流通機構(レインズ)への登録、内見の実施などが挙げられます。
また、買主が決まるまでは、住みながら売却活動しても問題はありません。
レインズへの登録
媒介契約の際に、専任媒介契約を選んでおくと手厚い売却支援が得られるほか、レインズにも必ず登録してもらえるメリットがあります。
レインズに物件を登録してもらった際は、登録証明書が交付され、Web上で物件の公開情報を確認できます。
値下げ交渉への対処
なかなか内見の予約が入らないときは、売却活動の見直しのほか、売却価格を値下げすると反応がよくなります。
また、たいてい値下げ交渉をされるため、売り出し価格はやや高めに設定しておくと良いでしょう。
不動産売却にかかる期間の目安
マンションで3か月〜半年、一戸建てで半年〜1年が、一連の不動産売却の流れにかかる期間の目安です。
売却活動開始から内見、価格交渉のステップだけで3か月以上はかかると考えておくと良いでしょう。
また、平均よりも売却が長引く理由として以下が考えられます。
●閑散期に売り出している
●立地的に需要が少ない
●価格が高い
不動産業界では、引っ越しシーズンの春と秋がもっとも需要のある繁忙期と言われています。
それ以外の時期は閑散期のため、購入希望者が減少する傾向にあります。
また、とくに過疎地域や交通の不便が目立つ地域では需要が低くなるため、必要に応じて売却価格の見直しが必要です。
まとめ
不動産売却をするなら、仲介会社と契約して一連の売却活動の流れをおこなうと効率的です。
スムーズな売却のためには、需要の高まる春か秋に売り出すこともポイントです。
修理・清掃などの事前準備も必要となるため、一連の流れを押さえて早めに行動をはじめましょう。
草加市の不動産売却・買取のご相談は、私たちLINE不動産株式会社にお任せください。