購入から10年ほど経過した一戸建てを所有していると、外壁の色褪せやひび割れが気になるかもしれません。
日本の一戸建て住宅のうち7～8割は、外壁にサイディング材を使用しており、購入から10年も経つとさまざまな問題が気になる時期です。
この記事では、サイディングとは何か、リフォームが必要な時期や理由についてご紹介します。
一戸建てのリフォーム サイディングとは
サイディングとは、建物の外壁に使用される外壁材の1つです。
施工の際は、あらかじめ工場で一定サイズにカットされた板（サイディングボード）を外壁に張り合わせます。
特徴として、サイディングを使用すると工事価格が安く済む点があげられます。
また、耐水性・耐天候性に優れるだけでなく、種類やデザイン性も豊富です。
他にも、工場で生産されているため、品質が安定している特徴もあります。
さまざまなメリットをもつことから、サイディングは7～8割の住宅で使用されています。
一戸建てをリフォーム サイディングのリフォーム時期
サイディングには窯業系・金属系・樹脂系の3種類があります。
窯業系は耐用年数が20～40年といわれており、8～10年で塗装やコーキングなどのリフォームが必要です。
金属系は時間経過とともに、傷やサビが発生する可能性があります。
10～15年周期で塗装・コーキングや傷・サビの補修を検討してください。
樹脂系は他のサイディング材と比べて、耐用年数が20～50年と長い特徴をもちます。
多くの場合はコーキングの必要がなく、塗装は約30年間不要です。
一戸建てをリフォーム サイディングにメンテナンスが必要な理由
住宅を所有している方のなかには「リフォームは推奨されているだけで、おこなわなくても問題はない」と考える方がいます。
結論からいうと、サイディングのリフォームは必要不可欠です。
紫外線や外気の影響をもっともも受ける外壁は、住宅のなかでもとくに経年劣化の影響を受けやすい場所です。
リフォームをしないと、サイディングやチョークのひび割れ・カビや藻の発生などが懸念されるでしょう。
外壁がダメージを受けたまま放置すると住宅の内部も劣化が進み、老朽化を早めてしまいます。
まとめ
サイディングとは何か、リフォームが必要な時期や理由についてご紹介しました。
外壁材の1つであるサイディング材は、種類によっては10年程度でリフォームが必要です。
リフォームをしないと、経年劣化の影響で一戸建て住宅の老朽化を早めてしまうため、しっかりおこないましょう。
